ID: 4877 [機械・電子設計・機械加工] 金型の仕上げ・組立職
掲載日：2022/05/17 ～
| 職種 | 機械・電子設計・機械加工 |
|---|---|
| 業界 | 化学・鉄鋼業 |
| 事業内容 |
シンガポールを本社とするKOEI TOOLグループの一員です。 KOEIグループは、シンガポール、タイ、インドネシア、上海、そして大阪にて金型の製作（プラスチック射出成形用金型）を行っております。 特徴としまして、 ①各工場にて、製作キャパを融通しあっているため、分散加工等分業ができます。これにより、他社ではできない一括受注（一連する複数金型）が可能です。 ②日系企業を始め、アジア各国での金型の現地調達＆現地サポートができます。 また「日本製作、インドネシア量産」のように製作国と実際に使う国が違う場合でも、最寄りの工場にて、サポートを行うことができます。 ③外観品金型の製作 エンドユーザーの目に触れるもの（外観品）の金型製作の実績が豊富です。ウエルドラインなどの外観不良対策を考慮した検討・設計が得意であり、さらに金型の鏡面加工による仕上げも実績多数です。 直接の顧客は、成形会社ーや二次加工会社が主です。海外では、メーカーとの直接取引が多数です。 主力製品・サービス 主に、自動車の運転席近くのプラスチック部品（エアコンスイッチ、カーナビボタン、カーナビ枠、パワーウィンドウスイッチ、ステアリングなど）の金型を多く作ってきております。特に、このエンドユーザーの方の目に触れることになる“外観品（意匠品）”の製作を得意としております。プラスチック製品の原料となる樹脂は、原料メーカーやロットで品質差があり、また樹脂自体の性質から、狙った通りの“形をつくる（成形）”ことが難しことがあります。 さらに“見た目”も良くするとなると、さらなる技量が必要になります。 弊社は長らく外観品を扱っており、このつながりで、自動車関係部品に限らず、デジタルカメラの筐体やドライヤー本体などの外観品用金型も製作しております。 収益モデル 事業部門は、金型事業と成形事業、３D金属プリント事業それとエコプラ事業です。 金型事業： 売上の90％を占めるメインビジネスです。 金型は受託製造のため、自社オリジナル金型というものはなく、お客様の要望に基づき金型を製作します。 弊社の場合、ほとんどがお客様の新規モデル（新規開発）用の金型になりますので、同じ金型をたくさん作るのではなく、”一点もの”の金型をどんどん製作します。弊社の技術（腕の見せ所）の一つは、お客様への提案力になります。 成形事業： 売上の10％程度は、成形品（プラスチック部品）の量産（大量生産）です。金型事業のお客様より、成形も合わせてしてほしいとの依頼に基づき、日本とシンガポールにて、成形事業を行っております。”量産”も自社で行うことにより、”量産技術”を社内継承し、よりお客様目線での金型製作に活かしています。 ３D金属プリント事業： シンガポール工場設置の３D金属プリンタを用いて、ガス向き部材、冷却部材の開発を行っています。2020年２月に、これまでの研究成果により、製品化の目途が立ったため、日本にガス抜き部材の専門会社を設立しました。シンガポール工場と大阪工場で技術開発を行い、販売は専門会社(㈱GASEXIT）にて行います。売上は、この2020年より上がってきます。 エコプラ事業： バイオプラスチックや生分解性プラスチックを用いた環境問題の解決の一助になればとの思いで、2018年より取り組んでいる事業です。現在は、「開いて洗える・繰り返し使える、エコ・ストロー」の普及に努めています。 ※2020年4月1日現在：ガス抜き技術で特許２件、エコストロー技術で特許１件を取得しています。 |
| 仕事内容 | 弊社の場合は、組立・仕上業務として、一つの金型を一人で担当する形にしています。 弊社で扱い金型は、成形機でいいますと、350トン未満。金型重量ですと、100kg～2トンです。 具体的には、手で、枠の中へ部品一つ一つを組み込んでいき、金型を完成させる業務です。 メンテナンスの際は、反対に部品一つ一つまで分解していただきます。 具体的には、前工程で加工された金属部品を図面通りにはめ込んでいきます。 中心となる金属部品は小さいもので、3ｃｍ（100ｇ）程度、大きなもので、100ｃｍ（100ｋｇ）あります。 小さなものは、手で運搬し、大きなものや重量のあるものは、クレーンを使って運搬し、はめ込みます（安全第一です）。金型として初回の組立は、部品ごとの出来栄え（形状と寸法）をチェックしながら、 動作確認と”当たり”確認を行います。これは、部品同士がきつく当たらないか、緩すぎないか、部品の形が設計図面通りかをチェックしつつ、手動研磨、フライス機などの機械と工具を使い、組立者が調整を行います。この過程において、金型構造の知識や微調整方法の経験値が必要になります。 精度と速度の両立のためには、この２つは重要です。 |
| 求める日本語能力試験 | 不問 |
|---|---|
| 求める日本語会話レベル | ビジネスレベル以上 |
| その他要件 | 必須要件 〇プラスチック射出成形金型の組立・仕上経験 日本語能力：ビジネスレベル その他歓迎要件 組立・仕上に関連するフライス、研磨が出来る方。 想定する年齢：33 歳から 50 歳まで 上記外でも、検討します。 応募可能な最終学歴 ：高校卒業 転職回数：回数問わず 国籍：国籍問わず 外国籍の方は、就労ビザ保有及び現在日本在住の方に限ります。 |
| 雇用形態 | 正社員 |
|---|---|
| 年収 | 3,000,000円 〜 6,500,000円 |
| 給与補足（基本給・時間外手当・固定残業代など） | 年収補足 入社時想定年収300 万円〜650 万円 契約期間 期間の定めなし 試用期間 試用期間詳細: 3ヶ月 試用期間中の給与額 :試用期間満了前に、面談を行い、試用期間後のことを話し合います。 給与形態 月給制 基本給 月給200,000円〜500,000円 固定残業代 有 固定残業代の時間・金額 - 時間外手当 (固定残業代有の場合は超過分の支給) 有 |
| 勤務地 | 大阪府 |
| 就業時間 | 就業時間 08:30〜17:30 休憩時間 70分 時間外労働 有り 月平均25時間程度 残業の有無に関する補足事項 月残業は5～60時間と、受注状況によって大きく変わります。 労働関係法を遵守していますので、月42時間超えは、年6回。月残業最大でも80時間にしています。 繁忙の時期は、年により異なります。 |
| 休日 | 年間休日111日 基本、土曜と日曜休み。 祝日は、会社カレンダーに基づき、出勤日のことも休日のこともあります。 有給取得の一斉取得日を年５日設定しています。 年末年始、GW、盆は長期休暇を設定しています。 2019年実績：夏季休業（8月盆）6連休、年末年始休業9連休。 2020年計画：夏季休業（8月盆）5連休、年末年始休業8連休。 |
| 加入保険 | 雇用保険・労災保険・健康保険・厚生年金保険 |
| 待遇・福利厚生・社内制度など | 月給：基本給、職能手当、役職手当、家族手当、通勤 ※役職手当：役職者に限ります。 ※家族手当：社会保険上の扶養者分に限ります。 ※通勤手当：最高２万円まで。 賞与：夏期は、ほぼ１ヶ月分。冬期は、業績次第。 福利厚生 社会保険、雇用保険、労働保険、退職金として中小企業退職者共済 |
| 選考フロー | 書類選考⇒面接１回（人事、担当課長、部長）。 各選考後、約１週間内に可否連絡。 |
| 入社時は、技術に応じたポジション（一般職、主任職、係長職、課長職）を提示させていただきます。 現在、世代交代の時期にきていますので、昇進・昇給のチャンスがあります。特に組織マネジメント経験のある方は、管理職（課長職以上）への登用も早くなります。 金型は、「産業の米」またドイツでは「産業の王」とも言われる重要な産業です。 この業界で働くことにより製造業を支えていると自負できると思います。 また、弊社にて働いていただければ、小型クラスの金型技術として、どこに行っても 通用する技術を習得できます。 |
